わしが育てた1

冒頭の言葉ですが、もう少しわかりやすくいえば、「〇〇さんについては、何を隠そう上司のわしが育てた」という言葉を短くしたものだと解釈してください。

私が駆け出しの頃、当社に限った話ではなく世間に幅広く「わしが育てたおじさん」がいたように思います。情報源は同級生・同窓生になりますが・・・。

今でも時々いらっしゃいます。聞きもしないのにご自分の育てた手柄を教えてくださるので食事が不味くなることがあります。いつも行く食事処でのせっかくの昼食が台無しになることが1ヶ月に1回くらいあるでしょうか。困ったものです。

この手のおじさんで困るのは、本当に自分がゼロからプランニングして育てたならいいのですが、違うにもかかわらず育った手柄を全部わしのものにすること。もしくは育てたと言うより潰しにかかっていたのに結局潰そうとしていた人だけ残って、気がつくと育てたことになっていたこと。まあ、昔でいうと獅子が崖から自分の子どもを落とすイメージで言っているのでしょう。獅子の子落としは有名な話ですが、令和の時代にもまだそのような方は見えるのでしょうか。
 

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