「和」のイメージを前面に出した「着物」風パッケージ
2026/07/30

こんにちは。名古屋でオリジナルパッケージを製造している株式会社フヂヤの「ハコとデザイン研究所」へようこそ。
「子どものころは、時代劇がテレビで毎日やってたのにな…」などと感傷にひたったりする、昭和な研究員です。
ほんの100年ほど前は、みんな時代劇のようなカッコをしていたのかと思うとなんかゾクゾクしますよね。近年増加した外国人観光客のいだく、日本への「ファンタスティック」な感情も少しわかるような気がします。
と、そんなわけでいつもながらゴーインですが(汗)
今回は「和」のイメージを前面に出した「着物」風パッケージをご紹介したいと思います。



着物の前合わせを模して、「曲線」だけではなく「曲面」を多用したデザインとなります。
サンプルは、大和板紙さんのDKホワイトを使用していますが、曲面ならではの陰影と相まって、美しい表情を魅せます。
タトウ式パッケージの応用で設計していますので、貼りがなくコスパに優れます。
しかも構造がカンタンで、組み立て方法もいたってシンプルです。

一見特殊に見えるパッケージも、蓋を開けてみると(箱だけに?)実は基本的な構造をベースにアレンジを加えた、至ってシンプルなものが多いのです。
今回ご紹介したパッケージもタトウ式をベースにしていますので、着物風のデザインにはなっていますが箱としての機能は失っておりません。
話はそれますが、最近はAIにパッケージの企画を考えさせるお客様も多いようです。
例えば、「着物風パッケージを企画して!」などとプロンプトを打てば、

こ〜んなものが出てくることでしょう。
では、これをパッケージ屋さんに「見積もりお願い!」と依頼すると、
おそらくとんでもない金額が提示されるか、「生産不可」とお返事が来ること請け合いです。
なぜかというと、見た目はそつなくまとまっているのですが、パッケージの構造を理解していない設計者(AI)が、表面的なデザインのみを行っているため、箱にならない(展開図にならない)のです。
再現もできなくはないのですが、手作業の切り貼りばかりの工芸品的な作業が必要となり、量産には向きません。ほぼペーパークラフトの世界です。
パッケージは、見た目も大事ですが
「デザイン」×「機能」×「コスト」
この3つがバランス良く成り立っていることが重要だと考えます。
なので、企画する際はAIにお願いするよりは、パッケージの構造を理解している会社に相談された方が無難でしょう。
というわけで、手前味噌になってしまって大変恐縮ですが…
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