リモートワークは可能ですか？　２

リモートワークに関しては従業員に納得してもらうために当社の仕事に則した実証実験を行いましたが、数字で検証するまでもなく労働生産性が下がることは簡単に予想することができました。なぜならば、もしリモートワークの方が労働生産性が高く、費用対効果が高いのであれば、当社で既に導入していて然るべきだったからです。

つまり、経済学的観点から見たときにコロナ禍に至るまでリモートワークが主流ではなかったということは、相応の理由があったとみるべきで、その理由を解消するようなイノベーションや社会的変化がおきていない限り、その延長線上に現在が存在すると捉えるべきです。

当社においては、リモートワークを主流とさせるようなイノベーションや社会的変化が起きておらず、従来通りの働き方の方が経済的に優位である状態が続いていますのでリモートワークを導入せずに至っています。

未来の話になりますが、イノベーションや社会的変化が起きてリモートワークが経済的に優位な状況ができれば、必然的に当社でもリモートワークが主流になっていくのでしょうがその未来が近々に来ることは恐らくないのだろうというのが代表取締役としての見立てとなります。

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