企画職のお仕事について
当社は、法人様を得意先としている会社となります。
もう少しわかりやすく言うと、当社は法人様に対して製品やサービスを提供する業態の会社です。
そんな当社における「企画職」と言われるとどういうお仕事をイメージされますか？
当社における企画職の仕事は主に３つです。
①既存得意先様に対する新規製品提案業務
②新規得意先様に対する新規製品提案業務
③担当している得意先様の管理業務
まず、①に関しては当社が提供する製品やサービスにおいて、製品力、価格優位性、提供する物流サービス、その他付随するサービスの質といった側面から既存得意先様に評価をいただいているので新規製品の提案依頼をいただけます。
新規製品提案依頼に対して何もない状態からプランニングし、製品提案（見積書作成も含む）を行うことが重要な仕事です。この仕事は仕様の決定、デザイン、加工の検討など自社のデザイナー、工場、製造スタッフ、さらに必要があれば協力工場と打合せをして進めていきます。具体的に仕様が決まっている上での見積依頼から、企画立ち上げ時の漠然とした内容からの提案依頼など、企画職としての実力を一番問われる仕事で、能力差が出るが故に、とてもやりがいのある仕事です。能力差が出る、と言っても自社のデザイナーや経験豊かな自社スタッフからサジェッションも受けられますし、仮に自分が詳しくない領域の新規製品提案を行う場合でもサポートする環境は整っています。
同じように、②に関しては、既存得意先様からご紹介やその他お問い合わせにお応えする形で新規得意先様へ提案させていただくこともあります。提案先が異なるだけで、行う仕事は①と同じになります。
最後に、得意先様は担当制になっているので、担当者として得意先様の管理業務が発生します。管理業務について詳細は書きませんが、ごく一般的な顧客管理業務となります。
当社は社歴90年超を数えており、基本的に即戦力で企画職を務めることは無理だと考えているので、時間をかけて製品知識や業務知識を覚えていただきます。個人差はありますが、一定程度の製品知識や業務知識を取得した段階で、企画職として独り立ちをしていただき、活躍をしていただきます。
当社ではメンター制度を導入しており、個々人の希望や成長度に合わせてメンターの関与度合いを調整し、独り立ちをフォローしています。また、業績評価面談、査定フィードバック6ヵ月に1度行っており、客観的な視点から成長していただけるように留意しています。
当社の企画職では、例えば飛び込みやテレアポのような新規得意先獲得のための販売方法は取りませんので、そのような仕事はありません。また、新規商権獲得のノルマや顧客管理上のノルマも一切ありません。当社は自社製造製品の販売を行う会社ではなく、各得意先様のお誂え商材を取り扱う会社ですので、これらのノルマ制はありませんのでご安心ください。
打合せのために得意先様に出向くことはありますが、全体の労働時間に占める割合は高くなく、労働時間について的確に把握できますので、企画職でよく使われる裁量労働制や見込残業代という人的資源管理は行いません。
昨今のワークライフバランスの風潮も踏まえ、仕事については残業が発生しない前提で担当を考えていますが、繁忙期や新版の立ち上げが複数重なるなど、諸事情からいわゆる残業が発生した場合には、時間外手当をお支払いいたします。
以上の理由から、クリエイティブな仕事がしてみたい、自分が作った製品を市場に出してみたい、人が好きで人と接する仕事をしてみたい、と思っていらっしゃる方には向いている仕事であると考えています。
社内外問わず人と話す機会が多いため、人と話すことを苦にする方には向かない仕事です。
また、当社の企画職は得意先様とのリレーションシップ構築も重要な仕事の一つであるため長いタイムスパンで物事を考えていきます。例えば独立開業を夢見る野心家の方や他人の何倍速ものスピードで昇進の階段を駆け上がることを希望されるような短期志向の方にも向きません。
しかし、長いタイムスパンで人的資源の育成や得意先様とのリレーションシップを考えることから製品知識や業務知識が無い状態からでも教育システムが整っているため長期間にわたって安心をして働いていただけます。よって経験者はもちろん、業界・業種未経験の方でも歓迎いたします。
ご興味を持たれた方は、総務課人事担当まで詳細を是非お問い合わせください。
