包装評価試験(ISTA)のご紹介
2018/05/16
こんにちは、パッケージのフヂヤです。
今日は、「ISTA」という包装評価試験を、みなさんに見ていただこうと思います。
まず段ボールをこんな感じで9回落とします。
次におもりをのせてこんな感じで振動します。
さらにおもりを無くして振動します。
そして最後にまた8回落とします。
ISTAとは、製品を保護するための梱包に基準を設定している団体とのことで、国際安全輸送協会(International Safe TransitAssociation)の略称です。
現在はこれらの基準によって、より安全な包装で、海外輸送されています。
ちなみになぜ試験が必要かと言いますと、
日本の段ボール材質と、海外の段ボール材質とでは
強度がかなり異なるのですね。
例えば
日本の段ボールの標準的な坪量(g/㎡)→170g/㎡ ※C5
アメリカ→205g/㎡
アメリカ→205g/㎡
なので、海外への運送用段ボールは
このような包装評価試験で、確認することが大切になってきます。
段ボールの強度を、数値で把握することも大切ですが、
このような包装評価試験をすることによって、
どんな衝撃に弱いか、どの程度の負荷に弱いか、が実際に見ることでよく分かります。
段ボールの材質や形状の改善、
さらに運送時の注意点も理解でき、より安全に、運送の指示が出せることができます。
このようにフヂヤでは、パッケージ提案だけでなく
お客様の荷物を、より安全に運送することも考えて、ご提案をしております。
※包装評価試験は有償となります。
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